型枠の拾い出し、図面とにらめっこして電卓を叩く時間が長すぎないだろうか。
基礎なら底面は要らないけど内側は……壁は片面?両面?柱は4面だけど開口部の控除は……。形状ごとに「どの面を拾うか」が違うから、単純な面積計算より頭を使う。しかも拾い漏れがあると、パネルが足りなくて現場が止まる。
このツールを使えば、形状と寸法を入力するだけで型枠面積・パネル枚数が一瞬で出る。基礎(布基礎・独立基礎)・壁・柱の3形状に対応。開口部の控除も入力できる。
型枠面積計算機
使い方
STEP 1:形状を選ぶ 布基礎(L型・逆T型)、独立基礎、壁(片面・両面)、柱の4種類から選択する。
STEP 2:寸法を入力する 形状に合わせて幅・高さ・長さ・厚さなどを入力する。メートル単位。
STEP 3:開口部を入力する(任意) 窓やスリーブなどの開口部がある場合、幅と高さを入力して控除する。複数の開口部にも対応。
STEP 4:結果を確認する 型枠面積(m²)と、900×1800mm合板パネルの必要枚数(ロス率込み)が表示される。
型枠の拾い方の基本ルール
| 部位 | 拾う面 | 注意点 |
|---|---|---|
| 布基礎 | 両側面+底面なし | フーチングの立ち上がり部分も忘れずに |
| 独立基礎 | 4側面+底面なし | 正方形・長方形で計算が変わる |
| 壁(片面) | 片面のみ | 擁壁・土留めなど片面のみ型枠を当てる場合 |
| 壁(両面) | 両面 | 一般的なRC壁 |
| 柱 | 4面 | 断面寸法×高さ×4 |
パネル枚数の目安
一般的な合板パネル(900mm×1800mm)の場合。
| 型枠面積 | パネル枚数(ロス5%) | パネル枚数(ロス10%) |
|---|---|---|
| 10m² | 7枚 | 7枚 |
| 50m² | 33枚 | 35枚 |
| 100m² | 65枚 | 69枚 |
| 500m² | 325枚 | 343枚 |
ロス率は型枠の形状や加工の多さで変わる。単純な形状なら5%、複雑なら10〜15%を見ておくといい。
注意事項
この計算機の結果は概算値です。実際の積算・発注は、以下を必ず確認した上で行ってください。
- 構造図・配筋図に基づく正確な寸法
- セパレーター・Pコン等の金物数量は別途
- 打ち放し仕上げの場合はパネル品質の指定
- 支保工・サポートの数量は別計算
コンクリートの数量は「コンクリート数量計算機」、鉄筋の数量は「鉄筋数量計算機」も併せて使ってほしい。
この記事を書いた人
SEKOBASE編集部 施工管理技士として現場で働く代表が運営する、建設業専門のテック情報メディア。「現場を知る者が、現場を変える」をモットーに、蔵衛門・電子小黒板・CCUSなどの現場DXツールの使い方から、施工管理技士試験の対策まで、現場目線の情報を発信しています。


